■最新情報 News 2017


NEW!!2017.12.31

【皆様、今年もお世話になりました!!良いお年をお迎えください!!】

 

2017年もいよいよ大晦日となりました。

 

皆様今年も1年間、大田原愚豚舎を応援してくださいまして誠にありがとうございました。

 

2018年も大田原愚豚舎はより精力的に活動してゆく所存です。

 

それでは皆様、また来年お会いいたしましょう!!

 

良いお年をお迎え下さい!!

 

2017年12月31日 大田原愚豚舎一同


2017.12.31

アメリカの映画批評サイトBlood Brothers2017年邦画TOP15の

ベスト14位に『地球はお祭り騒ぎ』が選出!!

そしてベスト1位に『プールサイドマン』が選出されました!!

 

アメリカの映画批評サイトBlood Brothersにて大田原愚豚舎第4回作品『地球はお祭り騒ぎ』が2017年邦画TOP15の14位に選出!!!!

 

そして大田原愚豚舎第3回作品『プールサイドマン』が第1位に選出されました!!!!

 

スタッフ、キャスト、世界中の映画を観てくれた皆様、応援して下さった皆様に心より感謝いたします!!

 

http://bloodbrothersfilmreviews.blogspot.jp/2017/12/josh-parmers-top-15-japanese-films-of.html?m=0


NEW!! 2017.12.25

【大田原愚豚舎作品『プールサイドマン』が

 JAPAN TIMES誌が選ぶ2017年日本映画ベスト10の第4位に選出されました!!】

 

お知らせです。

大田原愚豚舎第3回作品『プールサイドマン』がJAPAN TIMES誌が選ぶ2017年の邦画ベスト10の第4位に選出されました!!

https://www.japantimes.co.jp/culture/2017/12/20/films/courtroom-drama-alien-takeover-lives-sex-workers-feature-best-japanese-films-2017/#.WkDGB1Vl_IX

 

2017年の日本映画を代表するそうそうたる顔ぶれ、素晴らしい作品群が揃うベスト10の中に、大田原愚豚舎が製作した小さな自主映画『プールサイドマン』が選出されたことは誠に光栄の至りであり、このような素晴らしい成果を達成することができたのは日頃より応援くださる皆様のおかげだと思っております。

 

これからも大田原愚豚舎は日々努力を重ね映画作りに邁進してゆく所存です。

 

今後とも何卒宜しくお願いいたします。

 

以下、JAPAN TAIMES誌の2017年日本映画ベスト10

 

1位 『三度目の殺人』是枝裕和監督

2位『彼女の人生は間違いじゃない』廣木隆一監督

3位『アリーキャット』榊英雄監督

4位『プールサイドマン』渡辺紘文監督

5位『ANTIPORNO アンチポルノ』園子温監督

6位『バンコクナイツ』富田克也監督

7位『勝手にふるえてろ』大九明子監督

8位『予兆 散歩する侵略者』黒沢清監督

9位『花筐/HANAGATAMI』大林宣彦監督

10位『幼な子われらに生まれ』三島有紀子監督


NEW!!2017.12.25

【大田原愚豚舎作品『地球はお祭り騒ぎ』が

 海外映画サイトpsycho-cinematographyが選ぶ

 2017年日本映画ベスト10の第6位に選出されました!!】

 

お知らせです。

大田原愚豚舎第4回作品『地球はお祭り騒ぎ』が海外映画サイトPsycho-Cinematographyが選ぶ2017年の邦画ベスト10の第4位に選出されました。

https://psychocinematography.com/2017/12/24/top-10-japanese-movies-2017/

 

『地球はお祭り騒ぎ』は東京国際映画祭で上映されたのみで、国内公開等まだ未定ですが、このような早い段階で素晴らしい評価をいただいたことを光栄に思っております。

 

一日も早く『地球はお祭り騒ぎ』を皆様にご鑑賞いただけますよう頑張りますので引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

 

以下、映画サイトPsycho-Cinematogtaphyによる2017年日本映画TOP10。

 

Top10 Japanese movies 2017 psychocinematography

 

1) Noise

2) Love and Goodbye and Hawaii

3) Bamy

4) Swaying Mariko

5) What a Wonderful Family 2

6) Party ’round the globe(地球はお祭り騒ぎ)

7) Blade of the immortal

8) Memoirs of a Murderer

9) Love and Other cults

10) Teiichi: Battle of Supreme High

 


2017.12.14

【『プールサイドマン』水戸上映最終日。】

 

明日、大田原愚豚舎の映画監督・渡辺紘文が茨城県水戸市Cinema VOICEにお伺いいたしまして、『プールサイドマン』上映後に映画監督の鈴木洋平監督とトークいたします。

明日がCinema VOICEでの『プールサイドマン』上映最終日、

そして2017年の大田原具豚舎作品最後の上映となります。

皆様、ぜひご来場ください。

映画上映時間は18:00からに変更となっておりますのでご注意ください。

また、鈴木監督が素敵なお言葉をお寄せくださいましたのでご紹介させていただきます。

ぜひご一読ください。

鈴木監督ありがとうございます!!

 

以下、転載です。

 

 

上映時間の変更、、1時間早くなります、、、

ですが、この機会にぜひご覧いただきたいと思います。

これまでも日本の力強いインディー映画を上映させて頂いてきましたが、本作『プールサイドマン』を手がけた大田原愚豚舎ほど孤高の表現を続ける作家集団はありません。この点は、映画製作者からすればほぼ全ての人が同意せざるを得ない事実だと思われます。僕(プログラマー鈴木洋平)からすれば、地方に暮らし、映画を撮ることの困難さ、このことを身に染みるほど共感できる方々であります。それはすなわち、地方で生きることの困難さ、ということに他なりません。

私たちは自分たちを正当化する物語を求めます。つまり、正当化できない物語は常に失われているのです。そうした欠損を埋めるべく、誰に頼まれる訳でもなく、地方で黙々と映画製作に励む(それも年に1本ペース)大田原愚豚舎、、、

彼らは、如何にして自分たちの物語を語るのか。つまり、自分たちの居場所は如何にして獲得されるか。それは闘争で獲得するものではなく、我々が最初から持っているはずの権利だと言わんばかりに、物語上にドスンと居座ります。

そして、ひたすらに鬱屈した気分(時折、昭和的な喜劇性)を振りまきます。

この鬱屈とした生活を地方のせいにしてやりたい気分、多くの方が年に一度は感じたりしてるんじゃないでしょうか(僕だけか)まあ、その気分こそ地方のリアルなんじゃないでしょうか。その点で本作は非常にリアルです。

俺たちは辺境(プールサイド)でもいいんだ。休日は「すたみな太郎」でたらふく喰ってやる、だが、我々は、静かに戦いに備えているぞと、、、居直って明日を迎える。

決して不毛ではないのは、これが映画だからです。

その点、非常にいい浄化作用があるはずです。

12/15(金)18:00より『プールサイドマン』上映&トーク、お待ちしております。


2017.11.25

【大田原愚豚舎作品水戸上映のお知らせ】

 

大田原愚豚舎作品『七日』と『プールサイドマン』が茨城県水戸市Cinema VOICEで特集上映されます。

 

貴重な上映機会となります。

 

ぜひご来場ください。

 

第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品・大田原愚豚舎第二回作品『七日』、茨城県水戸市Cinema VOICEにて11月27日より上映。

 

【上映スケジュール】

『七日』

11/27(月)–11/29(水)、12/1(金) 19:00~

 

http://www.voice-mito.com/archives/3583

 

第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞&第17回ニッポンコネクションNIPPON VISIONS JURY AWARD受賞&第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭正式出品作品・大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』茨城県水戸市Cinema VOICEにて12月上映決定です!!こちらもどうぞお見逃しなく!!

 

【上映スケジュール】

『プールサイドマン』

12/4(月)–12/8(金) 19:00~

12/11(月)、12/13(水)~12/15(金) 19:00~

12/15(金)19:00上映後、渡辺紘文監督トーク付き


2017.11.23

【大田原愚豚舎の渡辺兄弟が“輝くとちぎ人の集い”に招待されました。】

 

11月23日。

 

栃木県公館 にて開催された『“輝くとちぎ人(じん)”の集い』にご招待いただき、大田原愚豚舎の渡辺紘文と渡辺雄司が参加致しました。

 

これは、直近1年間にスポーツ、文化、学術及び技能等の各分野で国内又は国外において顕著な功績のあった方々に対し、感謝と激励の意を表するとともに、その功績を広く県内外に発信するため集いです。

 

栃木県の皆様、本当にありがとうございました。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/b02/houdou/h29kagayakutochigijin.html

2017.11.21

【『地球はお祭り騒ぎ』Q&A】

 

『地球はお祭り騒ぎ』上映時の東京国際映画祭Q&Aの様子がアップされました。

よろしければぜひご一読ください。

http://2017.tiff-jp.net/news/ja/?p=48540

 

 

「何気ない生活の中に、「幸福」だとか「大切なもの」があるんじゃないか、

 ということを捉えてみたいと思って作った作品です」10/31(火):Q&A『地球はお祭り騒ぎ』

 

10/31(火)、日本映画スプラッシュ『地球はお祭り騒ぎ』の上映後、渡辺紘文監督、音楽を担当した渡辺雄司さん、俳優の今村 樂さん、撮影監督の方 又玹さんをお迎えし、Q&A が行われました。

 

渡辺紘文監督:『地球はお祭り騒ぎ』監督の渡辺紘文です。本日は、平日の15時からという上映時間にもかかわらず、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

渡辺雄司さん:皆さん、ご来場いただきありがとうございます。この映画の音楽監督とプロデューサーを共同で務めた渡辺雄司です。先ほど、観客席で一緒に観ていたんですけど、少し心があったかくなるような作品に仕上がっていて、嬉しいなと思います。今日はありがとうございました。

 

今村 樂さん:本日はご来場くださいまして、本当にありがとうございます。主演をさせていただきました、今村 樂と申します。最後までQ&Aをよろしくお願いいたします。

 

方 又玹さん:撮影の方 又玹です。観に来ていただいて、本当にありがとうございました。

 

Q:この映画の制作のきっかけは?

 

渡辺紘文監督:元々、「ロードムービー風の作品を作ろう」というアイディアを弟と話していて、全く別の話だったのですが。結果的に、元々他の形でやろうとしていた「ビートルズマニアのコメディ」というのが、今回の形になりました。むしろ今回の映画の成り立ちは、「ゴール」が最初にありました。

その「ゴール」も、実は「作り」なんですよ。「リアル」じゃないんです。「ドキュメンタリーを適当につなげているだけだろう」ということをおっしゃる方もいるんですが、ちゃんと僕は「作って」います。そんなご批判をいただけるほど「リアル」なものができたんだな、ということで喜んでおります。

 

Q:今村さんを主演に選んだ理由は?

 

渡辺紘文監督:今村 樂くんっていうのが、本当に僕の幼い頃からの友人なのですが、非常に心の優しい誠実な男なんですね。観てない方もいらっしゃるかもしれませんが、前作の『プールサイドマン』という映画は、「日常の中にある狂気が人間を壊してしまう」という話だったのですが、実際の今村くんとは対極にあるキャラクターを演じてもらったほうが、そういう効果がでると思って、彼をキャスティングしました。それで、今回の『地球はお祭り騒ぎ』というのは、『プールサイドマン』とは逆で。人間の何気ない生活の中に、「幸福」だとか「大切なもの」があるんじゃないか、というようなことを、自分なりに捉えてみたいと思って作った作品です。ですので、むしろ彼のような誠実な男にまた演じてもらいたいと思ったのが、そもそもキャスティングのきっかけになっております。

 

今村 樂さん:また映画に参加させていただけるっていうだけで、本当に嬉しくて。脚本を読んでも、今回は割と自分に近くて、本当に素直にできた感覚です。

 

Q:前作が暗で、今作が明というのは意図されていたのでしょうか?

 

渡辺紘文監督:そうですね。いくつか作りたい作品があって、『プールサイドマン』に続くような、ある種ヘビーな物語も構想の中にはあったのですが。どちらかというと『プールサイドマン』で、僕のそういう映画を作る体力が、ちょっと尽きてしまった部分がありました。別のものを撮りたい、という気持ちがあったというのが、正直なところです。今まで、僕たちはこういうテイストの作品を撮ったことがなかったので。以前にもお話したことでもあるのですが、自分の弟がピアノ教室を地元でやっていまして、彼のピアノ教室の子供やその親御さんに、「渡辺さんの映画は、子供が観ることはできませんね」ということを言われまして。「確かに、子供さんに大きな顔をして観せられるもんじゃないな」というのがありまして。一度、そういう誰でも観られるような映画を作ることに挑戦してみようと思ったのも、大きなきっかけです。

 

Q:ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』にタイミングやペースがすごく似ている気がしましたが、監督はどういったペース配分をなさるのでしょうか?

 

渡辺紘文監督:ジム・ジャームッシュ監督、アキ・カウリスマキ監督、ケビン・スミス監督の映画などと比較されることもあるのですが、そもそも僕たちが作っているのは低予算の自主映画なので、ジム・ジャームッシュ監督の初期の作品に影響を受けています。ただ、前作くらいから、自分なりの表現や呼吸が見つかってきたので、最近は自分の表現だけで映画を作ろうとしています。それが、僕たちの映画の作り方の大きな部分だと思っています。

 

Q:TIFFにパルム・ドッグ賞があればあげたいなと思うほど、ワンちゃんが気になったのですが、あれがリンゴちゃんでしょうか?

 

渡辺紘文監督:リンゴというのは、まさにワンちゃんです。余談ですが、リンゴは僕のことがすごく嫌いで、現場中すごく仲が悪かったです(笑)

 

Q:今村さんは、前作に続いてずっと喋らない役で、似たような設定だけれど、違う人を演じるにあたって、どういうことを意識されましたか?

 

今村 樂さん:はい、役の違いを出すのは、『プールサイドマン』の時は主人公と同じような生活を自分でもやってみました。今回は、自分に近かったので、少しずつ心を開いていくような感覚で、僕も人見知りなので、それを少しずつ演じる中で整理していきました。

 

Q:音楽について

 

渡辺雄司さん:今回はミニマルということで、同じテーマで曲を何パターンか書きました。難しいなと思うのは、先ほど兄も言ったことですが、音楽はあくまでも映画のテーマを助ける…というのとは、ちょっと違うかもしれませんが、支えるような部分がありますので。音楽だけでは何も説明できませんし、音楽は映画を見ている人の考えを支えるものだと僕は思っています。音楽を書いて答えは無いといつも考えています。だから、この映画の音楽に関しては、僕は優しい気持ちで書きましたけど、作品を観た方がどう解釈するかは、人によって全然違うと思います。僕が考えるこの映画の答えは出ているのですが、それを教えることは多分ありません。

 

Q:監督のこれからはどこに向かっていくのでしょうか?

 

渡辺紘文監督:そうですね。常に構想は弟と一緒に話して、何を作るべきかを考えてはいます。今の段階ではまだ次回作について見えていない状態です。東京国際映画祭という場所が、僕には本当に特別な場所で。『そして泥船はゆく』という映画でこの場所でデビューして、『七日』というちょっと実験的な映画、前作の『プールサイドマン』、今作の『地球はお祭り騒ぎ』と、すべての作品を出品させていただいているということで、東京国際映画祭に来ているお客様や、スタッフ、ボランティア、学生の皆さんに支えられてここまで来たと思っているので、また成長した姿でこの場所に帰って来られたらいいなと思っています。ただ、プログラミング・ディレクターの矢田部さんにもういいだろう、という風に思われる可能性が高いと思うので(笑)、本当に皆さんを納得させられるような、さらに面白い映画を作るために今後も頑張っていきたいと思います。


2017.11.14

 

東京国際映画祭学生応援団の皆様がクロージングパーティーの際にしてくださったインタビューが掲載されました!

ぜひご一読ください!

 

学生応援団様ありがとうございます!

心より感謝申し上げます!

 

https://ameblo.jp/tiffgakusei/entry-12327877092.html


2017.11.7

【『地球はお祭り騒ぎ』Q&Aいついての記事(英語)】

 

東京国際映画祭で催された『地球はお祭り騒ぎ』Q&Aの様子です。

ぜひご一読ください。

http://2017.tiff-jp.net/news/en/?p=14123

 

【“Party ‘Round the Globe” Q&A: Beatlemaniacs on a Long and Winding Road】

 

Director Hirobumi Watanabe and composer Yuji Watanabe, of Foolish Piggies Films, are by now familiar faces at TIFF.

The festival’s first encounter with the Watanabe Brothers dates back to 2013, when their freshman feature And the Mud Ship Sails Away debuted in the Japanese Cinema Splash section and received fervent post-screening applause — as well as endless (pleasant) arguments about its ending. This success made it possible for the Watanabes to return to the 2015 TIFF with 7Days, a minimalist film that split audiences so much, it could have destroyed the piggies’ careers. In 2016, they managed to make a comeback with the political character study Poolsideman, a masterpiece that won the Japanese Cinema Splash Award for Best Film. The intimate relationship between TIFF and the Watanabe Brothers is almost like a Hollywood narrative with a three-act structure, with each film representing the three components: set up, conflict and resolution with a happy ending.

However, their TIFF journey still continues. The Foolish Piggies achieved another slot in this year’s Japanese Cinema Splash, making it three years in a row, with Party ‘Round the Globe. As with the two previous features by Watanabe, the latest effort also presents a minimalist character study of a reticent worker and his daily routines. However, what stands out from previous works is the cross-cutting with the character’s journey with a noisy coworker to Paul McCartney’s 2016 concert in Tokyo.

“My brother and I wanted to make a sort of road movie,” noted Hirobumi Watanabe during a Q&A session after the world premiere screening on October 31. “It began as a totally different story, but in the end we combined it with a Beatlemaniac comedy idea that we were developing.”

Yuji Watanabe said he hopes the film is “heartwarming,” and Party ‘Round the Globe comes across as the most charming work in the Watanabes’ filmography, which has been filled with morbid atmospheres; a dog, kids and even a birthday party play significant roles. According to the director, “The goal was actually not the Paul McCartney concert, but the birthday celebration of my grandmother. We knew in advance how the film was going to end.”

The birthday sequence is shot so much like a documentary that it feels as if it’s footage from the actual party. “We staged the party. It’s not real,” explained the filmmaker, who then surprised the audience by saying, “Some people complain that we just randomly edited footages from the party together, but we definitely directed the scene. The fact that we hear this kind of complaint means that the birthday scene feels completely real. I’m taking it as a compliment.” [The Watanabes’ ancient grandmother is a cult figure, after appearing in their first film, and audiences responded especially warmly to seeing her at the party, especially when she is forced to don traditional garb to preside over the photo session.]

In terms of their shift of overall tone, from dark to more delightful, Hirobumi Watanabe explained, “There were several projects we wanted to develop, including ones that are as heavy as Poolsideman. But my previous film made me tired of making such depressing films. I wanted to make something different.”

The filmmaker continued, “My brother is a piano teacher in our neighborhood. Students and parents told us that our films are not for children. It’s true that I would not recommend them to children, so I wanted to make films that appeal to broader audiences.”

As in Poolsideman, the protagonist is played by the director’s longtime friend Gaku Imamura, a musician. Playing a similar character to his previous role, Imamura noted, “I was just so happy to take part in another film project. This character felt closer to myself, so I could play it without difficulty.”

The director, who studied rakugo comedy to become a better actor, also reappears as an annoyingly talkative character, similar to his role in Poolsideman. However, the character is not necessarily related to the personality of the filmmaker himself: “I’m not like that. I don’t talk that much.”

In both Poolsideman and Party ‘Round the Globe, Watanabe’s character reveals how he loathes the popular comic One Piece. Unlike the role he played, “I like One Piece,” said the filmmaker, “But I like Dragon Ball better.”

Despite an idiosyncratic style that’s different from anyone else, the Watanabe Brothers are often compared with such filmmakers as Jim Jarmusch, Aki Kaurismaki and Kevin Smith. Through consecutive entries to TIFF, however, they have established their own pace and method. “TIFF is a special space for me,” said Hirobumi Watanabe, “I would like to become a more mature filmmaker and come back again, unless Yatabe-san (programming director) says, ‘We’ve had enough of them.’”


2017.11.3

【第30回東京国際映画祭閉幕!!!!】

 

第30回東京国際映画祭閉幕いたしました!!

今年も大田原愚豚舎は楽しく映画祭に参加させていただきとてもとても光栄でした!!

また映画祭を通じ多くの人と出会うことができたり、再会することができて幸せでした!!

映画祭スタッフの皆様、ボランティアの皆様、学生の皆様、そして『地球はお祭り騒ぎ』の上映にご来場いただきました皆様、すべての映画祭関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

大田原愚豚舎は今後ももっともっと面白い映画を作るため、そして『地球はお祭り騒ぎ』の公開を目指して努力を重ねがんばりますので、みなさま引き続きどうぞ宜しくお願いいたします!!

私たちは明日大田原へ、バン・ウヒョンは韓国へ帰ります。

それではまたどこかでお会いしましょう!!

本当にありがとうございました!!


2017.11.1

【ニッポンコネクション授賞式】

 

11月1日。

この日は、東京都内で世界最大の日本映画祭ニッポンコネクションさん主催のパーティーが行われました。

 

今年、第17回ニッポンコネクションいおいて『プールサイドマン』がニッポンヴィジョンズ審査員賞を受賞したのですが、大田原愚豚舎は『地球はお祭り騒ぎ』の製作中でドイツへ行くことが叶わず、昨日都内で受賞式を開いて頂きました。

 

映画祭関係者の皆様、そしてドイツの皆様、フランクフルトの皆様に心より感謝申し上げます!!

本当にありがとうございました!!


2017.10.31

【『地球はお祭り騒ぎ』TIFF2回目の上映が行われました。】

 

10月31日。

大田原愚豚舎第4回作品『地球はお祭り騒ぎ』の2回目の一般上映が行われました。

第30回東京国際映画祭での上映、本日をもちまして上映の全日程終了致しました。

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

心より感謝致しております。

『地球はお祭り騒ぎ』は現段階で公開未定作品ですが、一日も早い公開を目指し、地道にがんばりますので今後とも引き続きましてどうぞ宜しくお願い致します。


2017.10.30

【『地球はお祭り騒ぎ』P&I上映】

 

10月30日。

今日は『地球はお祭り騒ぎ』のP&I上映が行われました。

ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。

上映後は拍手を頂いたと聞いております。

P&I上映で拍手をいただくというのは異例のことだそうで本当に嬉しいです。

皆様に心より感謝申し上げます。

明日は『地球はお祭り騒ぎ』東京国際映画祭期間中最後の上映となります。

15:00よりの上映。

平日ではありますが宜しければぜひご来場くださいませ。


2017.10.28

【『地球はお祭り騒ぎ』ワールドプレミア上映!!!!】

 

10月28日、『地球はお祭り騒ぎ』のワールドプレミア上映が行われました。

雨が降り肌寒い東京の土曜日。

お足元の悪い中、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品『地球はお祭り騒ぎ』の上映にご来場いただき誠にありがとうございました。

ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

大田原愚豚舎は今後もより面白い映画を作るために努力を重ねがんばります。

皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

雨の中、栃木から来てくれた子供たちにも、韓国から駆けつけてくれたかけがえのない友人たちにも心より感謝致します。

本当にありがとうございました。


2017.10.28

【東京国際映画祭学生応援団の皆様による渡辺兄弟へのインタビュー】

 

先日、『七日』『プールサイドマン』で渡辺紘文・渡辺雄司が東京に滞在していた時のこと、東京国際映画祭の学生応援団の皆様が大田原愚豚舎についてインタビュー取材をしてくださいました。

その記事が掲載されましたのでご紹介させていただきます。

学生応援団の皆様のおかげでとても素晴らしい記事にしていただきました。本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

ポールマッカートニーのTシャツ姿がとてもとても素敵な応援団さんたちです。

みなさま是非ご一読くださいませ。

https://ameblo.jp/tiffgakusei/entry-12323514500.html


2017.10.25

【第30回東京国際映画祭開幕!!!!】

 

第30回東京国際映画祭スタートいたしました!!

 

大田原愚豚舎は最新作『地球はお祭り騒ぎ』で日本映画スプラッシュ部門に参加致します!!

 

10月28日と10月31日の上映です!!

 

ぜひご来場ください!!

 

宜しくお願いいたします!!


2017.10.24

【JAPAN TIMES記事より】

 

明日25日、いよいよ開幕する第30回東京国際映画祭。

 

大田原愚豚舎は最新作『地球はお祭り騒ぎ』で参加しますがJAPAN TIMESさまが『地球はお祭り騒ぎ』について次の記事の中で言及してくださっています。

 

JAPAN TIMESさま、マーク・シリングさま、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

 

https://www.japantimes.co.jp/culture/2017/10/24/films/tokyo-international-film-festival-can-time-true-cinematic-discovery-know-look/#.WiazslVl_IX


2017.10.17

【「地球はお祭り騒ぎ」上映情報】

 

第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品『地球はお祭り騒ぎ』TIFF公式サイトです。

上映日は

10月28日(土)13:25‐

10月31日(火)15:00‐

チケット予約もコチラからです。

 

日本語:http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=63

 

英語(ENGLISH)http://2017.tiff-jp.net/en/lineup/works.php?id=64

 

■日本映画スプラッシュ

■地球はお祭り騒ぎ/Party 'Round the Globe 

■監督:渡辺紘文

■ヒューマンドラマ/コメディ

■ワールド・プレミア

 

■作品解説

北関東郊外の小さな町。電子機器を扱う小さな町工場で働く本田光(今村樂)は、愛犬のリンゴと穏やかな生活を送っている。ある日、本田は同僚のビートルズマニア・平山隆文(渡辺紘文)とともに、東京ドームで開催されるポール・マッカートニーの来日コンサートへ行くことになるのだが…。第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門において『プールサイドマン』が作品賞を受賞。その後もカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭など世界各地の映画祭で絶賛され、今や世界が最も注目する日本映画の作り手にまで成長した渡辺紘文・雄司兄弟最新作。ふたりのビートルズマニアの静かな生活と奇妙な旅路を通し、生きることのおかしさ、悲しさ、騒がしさを描いた珠玉のロードムービー。


2017.10.15

大田原愚豚舎最新映画『地球はお祭り騒ぎ』チケット販売開始!!

 

10月15日、第30回東京国際映画祭公式サイトにて、日本映画スプラッシュ部門に正式出品される、映画『地球はお祭り騒ぎ』のチケット販売が開始されました。

『地球はお祭り騒ぎ』は、『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』に続く大田原愚豚舎の最新映画です。

 

上映日は

 

10月28日(土)13:25 -

 

10月31日(火)15:00-

 

これがワールドプレミア上映となります。

詳細は映画祭公式サイトさまよりご確認くださいませ。

http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=63

 

 

■日本映画スプラッシュ

■地球はお祭り騒ぎ/Party 'Round the Globe 

■監督:渡辺紘文

■ヒューマンドラマ/コメディ

■ワールド・プレミア

 

■作品解説

北関東郊外の小さな町。電子機器を扱う小さな町工場で働く本田光(今村樂)は、愛犬のリンゴと穏やかな生活を送っている。ある日、本田は同僚のビートルズマニア・平山隆文(渡辺紘文)とともに、東京ドームで開催されるポール・マッカートニーの来日コンサートへ行くことになるのだが…。第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門において『プールサイドマン』が作品賞を受賞。その後もカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭など世界各地の映画祭で絶賛され、今や世界が最も注目する日本映画の作り手にまで成長した渡辺紘文・雄司兄弟最新作。ふたりのビートルズマニアの静かな生活と奇妙な旅路を通し、生きることのおかしさ、悲しさ、騒がしさを描いた珠玉のロードムービー。

■作品情報

 

■監督 渡辺紘文

 

1982年栃木県生まれ。2013年、実弟の映画音楽家・渡辺雄司とともに映画制作集団大田原愚豚舎を旗揚げ。故郷である栃木県大田原市で独自の映画創作活動を展開し、『そして泥船はゆく』(13)『七日』(15)『プールサイドマン』(16)と、製作した映画のすべてが東京国際映画祭に出品されるなど高い評価を獲得している。最新作である本作は4本目の長編監督作品で、3年連続4度目の東京国際映画祭への参加となる。

 

■スタッフ

製作総指揮/脚本/編集/監督 : 渡辺紘文

製作総指揮/音楽監督 : 渡辺雄司

撮影監督 : 方又玹

製作 : 渡辺秀樹

製作 : 渡辺あけみ

絵本 : 今村幸治郎

 

■キャスト

今村 樂

リンゴ

渡辺紘文

井野勝美

井野亮子

渡辺あけみ

黒崎宇則

渡辺雄司

平山ミサオ


2017.10.13

大田原愚豚舎作品『七日』『プールサイドマン』東京公開全日程終了!!

 

新宿武蔵野館にて2週間に渡り上映してきた『プールサイドマン』ですが13日を持ちまして全日程終了いたしました。

『プールサイドマン』上映にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

期間中ご来場くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

期間中は私たちの想像を越え、思いがけなくたくさんの方に両作品ともご観賞いただきました。

今回の上映を通し、私たち大田原愚豚舎は多くの方々に感謝しております。

上映にご来場くださいました皆様、素晴らしいお言葉をお寄せくださいました監督さんたち、そして小畑勝範さん、そして3週間に渡り僕たちの作品を上映してくださった新宿武蔵野館のすべての皆様、本当にありがとうございました!!

 

『七日』『プールサイドマン』東京公開は全日程が終了しましたが、今年の大田原愚豚舎はこれでは終わりません!!

 

大田原愚豚舎第4回作品『地球はお祭り騒ぎ』が、10月25日より開催される第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品されます!!

 

『地球はお祭り騒ぎ』は『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』に続く、大田原愚豚舎の4本目の長編映画になります。

 

宜しければ東京国際映画祭の上映に遊びに来ていただけましたら幸いです。

 

それではまた!!

第30回東京国際映画祭でお会いしましょう!! 


2017.10.1

『プールサイドマン』が公開初日を迎えました!!

 

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』公開初日、無事終了いたしました。

ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

舞台挨拶には、渡辺紘文(監督)、弟・渡辺雄司(音楽監督)、主演の今村樂君(主演)が登壇致しました。

『プールサイドマン』は、9月30日から10月13日まで新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショーとなります。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

本日は10月1日ファーストデーということで1100円で『プールサイドマン』もお得にご観賞頂けます。

また、『七日』の半券をお持ちの皆様は公開期間中1300円でお得に『プールサイドマン』をご観賞頂けます。

ぜひご来場ください。


2017.10.16

シネマズby松竹金曜シネマナビに渡辺紘文監督が登場!!

 

シネマズby松竹さまの金曜シネマナビに、大田原愚豚舎の映画監督渡辺紘文が書いた文章が掲載されました。

渡辺紘文監督が影響を受けた映画として、山田洋次監督の名作『息子』が紹介されています。

皆様、是非ご一読いただき、山田洋次監督の『息子』をご観賞いただけましたら幸いです。

宜しくお願い致します。

 

https://cinema.ne.jp/friday/musuko2017092917/


2016.9.26

 情報解禁!!

   大田原愚豚舎最新作『地球はお祭り騒ぎ』

   第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品決定!!

 

本日、情報解禁となりました。

大田原愚豚舎第4回作品・渡辺紘文監督最新作『地球はお祭り騒ぎ』が、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品されることが映画祭より正式に発表されました。

10月25日に開幕する映画祭本番に向けて、今後、続々と情報が更新される予定です。皆様、続報をお待ち下さい。

また、現在、東京の新宿武蔵野館において、大田原愚豚舎第2回作品『七日』が上映中です。

9月30日(土)からは大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』の上映もはじまります。

大田原愚豚舎作品をスクリーンで一挙にみれるチャンスです。

どうぞお見逃し無く!!


【『プールサイドマン』9月30日(土)初日舞台挨拶決定!!】

 

9月30日(土)から公開される大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』ですが、30日(土)に初日舞台挨拶を行います。

登壇者は、今村樂(主演)、渡辺雄司(音楽監督)、渡辺紘文(監督・出演)の3人です。

詳細は新宿武蔵野館様公式サイトよりご確認ください。

宜しくお願いします。

 

http://shinjuku.musashino-k.jp/news/3653/


【『プールサイドマン』割引キャンペーンのお知らせ】

 

9月30日(土)よりいよいよ公開となる大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』ですが、新宿武蔵野館さま窓口にて『プールサイドマン』のチケットご購入時に、『七日』の半券をご提示頂きますと特別料金¥1,300にて『プールサイドマン』がご鑑賞頂けます。

詳細は、劇場公式サイトをご確認ください。

宜しくお願い致します

http://shinjuku.musashino-k.jp/news/3644/


NEW!!2017.9.29

【JAPAN TIMESに『プールサイドマン』の批評が掲載!!】

 

9月28日、JAPAN TIMESに『プールサイドマン』の批評が掲載されました!!

https://www.japantimes.co.jp/culture/2017/09/27/films/film-reviews/poolsideman-bringing-life-mundane/#.Wc26dlu0PIV

 

Ratingは4/5の高評価をいただいております!!

 

JAPAN TIMES様、マーク・シリング様、ありがとうございました!!

 

『プールサイドマン』は9月30日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開となります!!

 

どうぞお楽しみに!!

 

■‘Poolsideman’: Bringing life to the mundane

 

BY MARK SCHILLING

SPECIAL TO THE JAPAN TIMES

 

In his three films to date, Hirobumi Watanabe has created a unique cinematic world. “And the Mud Ship Sails Away” (2013), “7 Days” (2015) and now “Poolsideman” (2016) were all shot in black-and-white in Watanabe’s native Tochigi Prefecture, with music by younger brother Yuji and cinematography by Woohyun Bang. All focus on socially marginalized men with lives that range from the aimless to the mundane. And all are tinged with black humor that keeps the proceedings from becoming too brain-numbingly minimalistic.

Echoes of other filmmakers can be heard, notably Jim Jarmusch and Bela Tarr, but Watanabe marches to his own drum, as Yuji’s soundtrack provides counterpoint with everything from classical war horses to sinister electronic noise, while becoming more intense — not intrusive — as the story progresses. Bang’s tightly composed images, at once gorgeous and stark, add another layer of commentary.

This sort of thing is not for everyone: “Poolsideman” won the Japanese Cinema Splash award at last year’s Tokyo International Film Festival, but divided critics and fans. I was one of its champions and not only because, like its hero and director, I put in my own time (two summers) as a pool lifeguard.

In its first half the film tests audience patience as a long-limbed, long-haired, long-faced guy named Yusuke Mizuhara (long-time Watanabe friend Gaku Imamura) goes about his rigid daily routine, beginning with a door-banging locker inspection at the pool and concluding after work with a meal at McDonald’s, a movie at a local theater and a session with his home PC, none of which we are allowed to see plain and clear. Mizuhara never utters a word to anyone, though he always has his car radio tuned to news about the latest ISIS terrorist outrage or Syrian war atrocity.

There is a truth to this sequence, repeated again and again, that films seldom explore — life for many consists of daily rounds as predictable as the sunrise. Watanabe turns his hero’s own round into spare visual poetry that illuminates his unquiet inner life.

But tedium has begun to set in when Watanabe himself makes an appearance as Mizuhara’s loquacious colleague Shirasaki, who hitches daily rides to work after they are both temporarily transferred to another pool. Sitting in the passenger’s seat, Shirasaki opines on the generational divide between “Dragon Ball” and “One Piece” fans, the trite chatter of his pool colleagues, his memorable teenage encounter with a punk in a game parlor, and anything else that pops into his head. These monologues, scripted by Watanabe himself, are funny enough to suggest a fallback career as a comic. They also reveal Shirasaki’s own disconnect from reality as he expatiates on the “friendship” between himself and the anti-social Mizuhara.

Meanwhile, we witness the bizarre result of Mizuhara’s obsession with news from the Middle East, as nightmarish montages of war, famine and overpopulation flash on the screen. And yet the film has no obvious message, save perhaps that the craziness of the world can now infect an isolated soul in a backwater where nothing happens. And that the solution is not more “communication,” since an overload of information has already pushed Mizuhara to the edge.

I suggest swimming laps to reduce the stress and work off the Big Macs. For the rest of us? Try the patience-testing, entertaining and disturbing “Poolsideman.”


【映画サイトCinefilに『プールサイドマン』の記事が掲載されました】

映画祭サイトcinefil様が、記事として「プールサイドマン」を取り上げてくださいました。
cinefil様、ありがとうございます。

ぜひご一読下さい。
http://cinefil.tokyo/_ct/17120447

 

 

唯一無二!主演が117分一言も喋らない不思議な映画『プールサイドマン』

東京国際映画祭スプラッシュ部門最高賞作。渡辺兄弟作品がついに限定公開!

 

昨年10月に東京・六本木で開催された第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門において、最高賞である“作品賞”を受賞した『プールサイドマン』が、9月30日(土)より、新宿武蔵野館において2週間限定でレイトショー公開される。

『プールサイドマン』は、東京国際映画祭をはじめ国内外の映画祭に出品され反響を呼んだ『そして泥船はゆく』『七日』の渡辺紘文・雄司兄弟による第三作。

 

独自の世界観と表現方法で挑戦的な映画を創造し続ける渡辺兄弟が、北関東郊外の静かな町を舞台に、孤独なプール監視員が起こした“ある事件”を描く異色の人間ドラマで現代日本社会の歪みをあぶり出し、不可解な現代日本人像を追究する衝撃作だ。

 

主演はこの作品が映画初出演となるチェロ奏者の今村樂。

監督の渡辺紘文がその同僚を自ら演じ怪演をみせる。

 

今作は第29回東京国際映画祭での受賞を皮切りに、第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、第13回ユーラシア国際映画祭、第13回Cinemalayaなど、有力な国際映画祭に次々と出品。

 

その異様な内容と、独自の演出手法から、上映されるたびに賛否両論を含んだ議論と大きな話題を呼び、世界最大の日本映画祭・第17回ニッポンコネクションにおいてはグランプリにあたるニッポン・ヴィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017を受賞するなど高い評価を獲得している。

 

『プールサイドマン』の公開に際し、監督の渡辺紘文は

「『プールサイドマン』を公開できることを心より嬉しく思っています。

 『プールサイドマン』は、ある実際に起きた事件を元に、狂気や悪意が蔓延する現代に生きる我々“日本人”とは何なのかを考えてみたいと思いつくった映画です。

 この貴重な上映機会に、より多くの皆様にこの映画が届くことを願っています」

と、コメントしている。

 

■9月30日(土)より東京・新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開

 

★尚、9月29日(金)まで新宿武蔵野館で上映されている、大田原愚豚舎第二回作品『七日』の観賞チケットの半券を提示すれば、観賞料金が1300円に割引となる。(他の各種割引との併用は不可)★初日、9月30日(土)は、監督・渡辺紘文、音楽監督・渡辺雄司、主演の今村樂の舞台挨拶が予定されている。 

■作品概要

世界の狂気や悪意とは隔絶されたような北関東郊外の小さな町。

水原勇介は屋内温水プールで監視員として働いている。

家族も友人も恋人もいない水原の生活は、単調に繰り返される日々が続く孤独なものだ。

ある日、水原は流行り病で欠員が出た隣町のプールへ、嫌われ者の同僚・白崎浩二と共に応援として出勤することになるのだが…。

 

■スタッフ

製作総指揮/脚本/編集/監督 : 渡辺紘文

製作総指揮/音楽監督 : 渡辺雄司

撮影監督 : バン・ウヒョン

 

■キャスト

今村 樂

渡辺紘文

黒崎宇則

平山ミサオ

戸田古道

鈴木 仁

武田美奈

かりん

中山真由美

中川文子

蜂巣友紀子

 

■製作:2016年 

■上映時間:117分

■製作:映画製作集団 大田原愚豚舎


NEW!! 2017.9.23

 

『プールサイドマン』公開記念 緊急公開決定!!

第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品・大田原愚豚舎第二回作品『七日』

 

9月23日(土)より新宿武蔵野館にて1週間限定レイトショー公開!!

 

■新宿武蔵野館公式サイト:http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/3580/

 

■上映期間: 9月23日(土)~9月29日(金)まで【1週間限定、夜1回の上映】

 

■上映時間: 連日 21:00より(本編:1時間50分)

 

栃木で旗揚げされた映像制作集団「大田原愚豚舎」が2015年に制作した長編映画第2作。

舞台は北関東の農村。年老いた祖母と二人で暮らし、牛舎で黙々と働く男の7日間を描いている。都会には見られない自然の中で、繰り返される日常の生活。セリフはなく、モノクロの映像で、静かに二人の暮らしを切り取っている。

本作品は2015年の第28回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門で上映され、その後は劇場未公開でしたが、本作を手掛けた「大田原愚豚舎」の最新作『プールサイドマン』の9月30日(土〉公開を記念致しまして急遽9月23日~9月29日までの1週間限定で公開が決定いたしました。

是非この機会に幻の名作を見逃さないよう宜しくお願いいたします!!

NEW!! 2017.9.23

 

第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞&第17回ニッポンコネクションNIPPON VISIONS JURY AWARD受賞!!

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』

今秋9月30日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開!!

新宿武蔵野館公式サイト:http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/3235/

 

上映期間: 9月30日(土)~10月13日(金)【2週間限定、夜1回の上映】

上映時間: 1時間57分

 

2016年第29回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に出品され、同部門の作品賞を受賞!

北関東郊外にある小さな町で屋内温水プールの監視員として働いている水原勇介。

家族、友人、恋人もいない彼は、自宅と温水プールを往復する単調で孤独な毎日を送っていた。


NEW!!2017.8.30

 

【大田原愚豚舎第二回作品『七日』9月23日より、新宿武蔵野館にて緊急公開決定!!!】

 

速報です!!

 

9月30日よりはじまる『プールサイドマン』の公開に併せ、大田原愚豚舎第二回作品『七日』の公開が急遽決定致しました!!

http://cinefil.tokyo/_ct/17113318 

 

第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門出品作品において、唯一の未公開映画であ映画『七日』が製作から2年を経て悲願の公開となります!!

 

『七日』は、9月23日(土)より、新宿武蔵野館にて1週間限定のレイトショー公開となります!!

 

皆様、この本当に貴重な『七日』の観賞機会をどうぞお見逃しなく!!

 

以下、cinefil様の記事より転載となります。

 

 

緊急決定!東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞『プールサイドマン』の公開に伴い渡辺兄弟の幻の映画『七日』が1週間限定公開が決定!

 

 

第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞作品

『プールサイドマン』いよいよ公開!!

公開に併せて渡辺兄弟の幻の映画『七日』も1週間限定公開が決定!!

 

 

昨年開催された第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門において最高賞である“作品賞”を受賞し、その後、世界最大の日本映画祭ニッポンコネクションにおいても最高賞であるニッポン・ヴィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017を受賞、さらに第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭をはじめ第13回ユーラシア国際映画祭、フィリピンのCinemalayaなど世界各地の有力な国際映画祭に次々と出品され大きな反響を呼び起こしてきた映画『プールサイドマン』が、9月30日(土)より、新宿武蔵野館において2週間限定でレイトショー公開されます。

 

そして『プールサイドマン』の公開に先駆け、9月23日(土)より新宿武蔵野館において、映画製作集団大田原愚豚舎が2015年に製作した映画『七日』が、1週間限定でレイトショー公開されることが正式に決定しました。

 

映画『七日』は、北関東の農村で、年老いた祖母と二人で暮らす牛飼いの男の七日間の生活を描いた映画で、大田原愚豚舎の渡辺紘文・渡辺雄司兄弟が2015年に制作。

第28回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に正式出品され話題となった映画ですが、そのあまりにも実験的で前衛的な作風から大きな賛否を呼び、長らく未公開作品、幻の映画ともいえる作品となっていました。

 

このたび、世界各地の映画祭で絶賛の声が相次ぎ、海外映画祭を中心に上映オファーが殺到している『プールサイドマン』の東京公開と併せて、その原点ともいえる『七日』が制作から2年を経て、満を持しての日本公開となります。

 

渡辺紘文監督 コメント

 

「半ば諦めかけていた『七日』の公開がこのたび正式に決定し、大きな喜びを噛み締めています。

このたび『七日』の公開を決定してくださった新宿武蔵野館様には言葉もないほど感謝の気持ちでいっぱいで、もう僕は死ぬまで新宿武蔵野館様に足を向けて眠ることはできません。

『七日』は自分たちが一番苦しい時期に制作した、大田原愚豚舎にとって最も重要な作品とも言える一本です。上映機会の限られる映画であり、また映画館で見なければ意味のない映画だと思いますので、『プールサイドマン』と併せて『七日』をぜひこの機会にご観賞いただきたく思います」

 

尚、『七日』の観賞チケットの半券を『プールサイドマン』の上映で提示した場合、観賞料金の割引が適用されます。

 

新宿武蔵野館において計3週間に渡り上映される『七日』と『プールサイドマン』

 

故郷である栃木県大田原市を拠点に独自の方法で映画製作を続け、今や世界が最も注目する日本映画の創り手となった映画製作集団、大田原愚豚舎の渡辺兄弟の世界観を知ることができるまたとないチャンスとなります。

NEW!! 2017.8.28

 

【下野新聞朝刊に渡辺紘文監督が寄稿した文章が掲載されました。】

 

『プールサイドマン』新宿武蔵野館での日本公開まで33日。

 

本日の下野新聞朝刊に、『プールサイドマン』監督の渡辺紘文が寄稿した文章が掲載されております。

 

『プールサイドマン』のフィリピンのシネマラヤ映画祭出品や、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭出品に関するお話です。

 

栃木県の皆様、ぜひ手にとってご一読下さい。

 

下野新聞様、ありがとうございました。

 

以下、転載です。

 

【寄稿】渡辺紘文監督(大田原)

 

「プールサイドマン」海外映画祭上映/  狂気をはらむ社会映し賛否/テロとの闘い続くフィリピン

 

 

昨秋の東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞し、海外映画祭への出品が続く渡辺紘文監督(大田原市在住)の「プールサイドマン」。反響などについて渡辺監督に寄稿してもらった。

 

 

8月4日の朝、成田空港からフィリピンのマニラへ飛んだ。

 

「プールサイドマン」がフィリピンで開催される第13回シネマラヤ映画祭に出品されるためだ。

昨年の東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した「プールサイドマン」は、フィリピンが8カ国目の海外映画祭への出品で、僕自身が海外映画祭に渡航するのは2カ国目、7月には音楽監督で弟の渡辺雄司(わたなべ・ゆうじ)とカメラマンのバン・ウヒョンと共にチェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に参加してきたのだが、今回は一人旅である。

 

フィリピンへ行きたいのには理由があった。

 

一つはフィリピンの映画界が今、世界的に見ても大変に盛りあがっている、その状況をひと目みたい、体験したいということだった。もう一つは、イスラム国に代表されるテロリズムなど、世界にまん延する狂気や悪意、人間の暴力性を扱った「プールサイドマン」という映画がどのように受け止められるか。フィリピンのミンダナオ島では現在もイスラム国との戦闘が続き、戒厳令が敷かれている。映画に対する同国の人々の受け止め方を直接、身をもって知りたいと思ったからである。

 

「プールサイドマン」は上映前から熱心な映画ファンが長蛇の列をつくり、400人を収容する会場はあっという間に満員の客で埋め尽くされた。

 

この映画は、その作品内容を含め、白黒映像、長回し、執拗(しつよう)な生活描写などから上映するたびに各地で賛否両論を巻き起こしてきた。ここフィリピンでもやはり、賛否を含んださまざまな反響があったが、上映後に行われた質疑応答では熱心な質問や感想が次々と飛び出し、映画の作り手としては、とても報われた気持ちになった。

 

映画祭関係者やフィリピンの映画ファンの皆さまには心より感謝している。

 

3日間の短いフィリピン滞在を終え、日本に帰国した僕は、現在9月30日から東京の新宿武蔵野館で始まる「プールサイドマン」の公開に向け準備を進めている。

狂気をはらんだ現代社会に生きる日本人とは何なのかを追求した「プールサイドマン」は、見るに値する映画になったと自負している。    

一筋縄でいく映画ではないのだが、ぜひ多くの人々に届いてほしいと思うし、私たちの生きる世界を、そして私たち日本人を考える一つのきっかけとなってくれればうれしいと思う。


2017.8.22

【『プールサイドマン』9月30日(土)より国内公開!!】

 

第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞&第17回ニッポンコネクションNIPPON VISIONS JURY AWARD受賞!!
大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』9月30日より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開!!

http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/3235/

 

いよいよ9月30日よりはじまる国内公開が近づいてきました『プールサイドマン』。

大田原愚豚舎作品としては、2014年の12月に公開された『そして泥船はゆく』以来、実に3年ぶり、悲願の新作公開となります。

 

昨年の東京国際映画祭への出品以来、第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭をはじめ、ユーラシア国際映画祭、Cinemalayaなどの有力な国際映画祭に次々と出品され、高い評価を獲得、大きな反響と議論を呼び起こしてきた『プールサイドマン』がいよいよ日本に再上陸、まもなくそのベールを脱ぎます。

 

私たち大田原愚豚舎にとりましても、待ちに待ち望んだ日本公開です。

 

皆様どうぞお楽しみに。

 

上映時間、観賞料金等、詳細は決定次第お知らせいたします。


2017.8.18 

【映画祭レポート/第13回Cinemalaya(フィリピン)】

 

8月5日フィリピンのマニラで開催されたフィリピン最大のインディーズ映画の祭典、第13回Cinemalayaにて、大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』のフィリピンプレミア上映が行われました!!

 

大田原愚豚舎からは監督の渡辺紘文がフィリピンへゲストとして渡航致しました。

渡航初日、渡辺紘文監督はシネマラヤ映画祭のオープニングに参加、昨年の東京国際映画祭においてアジアの未来部門で作品賞を受賞したオープニング作品であるミカイル・レッド監督の『バードショット』を観賞し、映画のスタッフやキャストの方々との再会を喜びました。

 

翌日は『プールサイドマン』のフィリピンプレミア上映です。

 

『プールサイドマン』のフィリピンプレミアに、映画祭の会場は400人もの人たちでぎっしりと埋まり大きな盛り上がりをみせました!!

 

渡辺紘文監督は舞台挨拶とQ&Aに登壇。

 

ここフィリピンにおいても『プールサイドマン』は、その作風と内容から大きな反響と議論を呼び、Q&Aにおいても監督と観客とのあいだで熱いやり取りが行われました。

 

フィリピンの皆様、映画祭関係者の皆様、そして国際交流基金の皆様、本当にありがとうございました!!


NEW!!2017.7.22

 

In August

Foolish Piggies Films "POOLSIDEMAN" will be screened at CInemalaya !!

 

こちらも公式に情報解禁となりました!!

 

フィリピン最大のインディーズ映画祭Cinemalayaに『プールサイドマン』が出品されます!!

 

大田原愚豚舎からは監督の渡辺紘文が現地へ行き、映画祭に参加する予定です。

 

フィリピンの人々に『プールサイドマン』はどのように受け止められるのでしょうか?

 

続報をお待ちください!!

http://www.cinemalaya.org/


NEW!! 2017.7.22

 

本日7月22日、カザフスタンでいよいよ第13回ユーラシア国際映画祭が開幕します。

http://eurasiaiff.com/

『プールサイドマン』はEurasian Panorama部門への出品で、現地時間23日の20:00より、Chaplin Cinemasというとても素敵な名前の劇場で上映されます。

http://eurasiaiff.com/wp-content/uploads/2017/06/SETKA-POKAZOV-ENG.docx.pdf

カザフスタンの皆様に、『プールサイドマン』がどのように受け止められるのか、緊張とともに、とても楽しみです。

『プールサイドマン』の旅は、昨年の第29回東京国際映画祭を皮切りに、フィンランド、アイルランド、ドイツ、イタリア、ペルー、チェコと周り、カザフスタン、フィリピンの映画祭へと上映が続いてゆきます。

そして、9月30日からは、新宿武蔵野館にて、いよいよ国内公開を迎えます。

日本のみなさま、『プールサイドマン』の国内公開まで今しばらくお待ちください。


NEW!!2017.7.21

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』がフィリピンで開催される2つの映画祭に出品されます。

http://lifestyle.inquirer.net/267710/emerging-directors-wide-range-genres-20th-eiga-sai-2/

EIGASAIという20回目を迎える日本映画祭と、フィリピン最大のインディーズ映画の祭典Cinemalayaという2つの素晴らしい映画祭です。

フィリピンに『プールサイドマン』監督の渡辺紘文が渡航する予定です。

フィリピンの皆様に『プールサイドマン』がどのように受け止められるのか、楽しみです。

 

■Emerging directors and wide range of genres in 20th Eiga Sai

 

Since its inception in 1997, the Eiga Sai film festival, annually staged by Japan Foundation and the Embassy of Japan, has been more than a showcase of films that highlight Japan’s culture and national identity—it’s also a unique cradle for filmmakers who have helped propel Japan’s cinematic evolution.

So it is only fitting that two promising tyro directors—Ryota Nakano and Hirobumi Watanabe—took center stage as their films headlined Eiga Sai’s 20th anniversary, which held its grand launch on July 6.

Nakano, whose film “Her Love Boils Bathwater” kicks off Eiga Sai’s gala night, was this year’s special guest director. Watanabe’s “Poolsideman” will premiere during the Cinemalaya Independent Film Festival in August, which also marks the second year of its alliance with Eiga Sai.

Hiroaki Uesugi, director of Japan Foundation, told the Inquirer: “By bringing two directors from Japan to the Philippines, we would also like to show that a wide genre of high-quality films, not only animated films, are being produced in Japan, and there are quite a few emerging directors in Japanese cinema.”

 

■Heavyweight newcomers

 

Though relative newcomers in the industry, both filmmakers could already boast of several accolades under their belt.

Nakano, for one, won best director for his 2012 film, “Capturing Dad,” during the 9th Skip City International D-Cinema Festival, and was nominated for best director for “Her Love Boils Bathwater” during the 40th Japan Academy Awards this year.

Meanwhile, Watanabe won the Japanese Cinema Splash’s best picture award at the 2016 Tokyo International Film Festival for “Poolsideman,” for which his brother Yuji was producer and composer. It was also the only Japanese film to win during the festival that year.

 

■Cultural exchange

 

Nakano held a Director’s Talk session after his film’s premiere on July 8. The Watanabe brothers, meanwhile, will have a talkback session on Aug. 5 during Cinemalaya at the Cultural Center of the Philippines.

Through this year’s Eiga Sai, Uesugi said, these up-and-coming filmmakers will be given a rare opportunity to talk with Filipino audiences to stimulate the creation of their future films and contribute more to the flourishing body of Japanese cinema.

“Additionally, [these] sessions contribute to dialogue and conversation between filmmakers of the Philippines and Japan, providing opportunities for film and cultural exchange,” he added.

And it is in that spirit of fostering mutual understanding that Eiga Sai, for 20 years, has brought Filipinos together to celebrate Japanese culture. Nakano and Watanabe’s films are just two of the festival’s stellar 20-strong lineup, which this year is a mélange of genres and generations.

Among the anticipated films are the Oscar-winning music drama “Departures” (2008); romantic film “Memories of You” (1998); jidaigeki “The Magnificent Nine” (2016); and animated films “In This Corner of the World” (2016) and “The Anthem of the Heart” (2015).

“[These] films offer a glimpse into the interesting lives of Japanese people, which we hope will fuel Filipinos’ curiosity and interest and start conversations about Japanese culture,” Uesugi said.

The 20th Eiga Sai will have screenings until July 16 at Shangri-La Plaza Cineplex, Edsa, Mandaluyong.

Ongoing until Aug. 29, the film fest will tour other Metro Manila venues and Baguio, Cebu, Davao, Bacolod, Iloilo.


NEW!! 2017.7.18

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭が閉幕したばかりですが、7月22日から28日、カザフスタンのアスタナで開催される第13回ユーラシア国際映画祭に大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』が出品されます。

http://eurasiaiff.com/

 

『プールサイドマン』が出品されるのは、

ユーラシア国際映画祭のEURASIAN PANORAMA部門です。

 

昨年の第29回東京国際映画祭から海外への旅が始まった『プールサイドマン』は、カザフスタンが8カ国目の海外映画祭参加国となります。

 

ユーラシア国際映画祭は1998年よりはじまった、中央アジアの大変重要な映画祭なのですが、このような素晴らしい映画祭で『プールサイドマン』を上映していただけることを、私たちは心より光栄に思います。

 

残念ながら今回、大田原愚豚舎のメンバーのカザフスタンへの渡航は叶いませんが、カザフスタンの皆様に『プールサイドマン』がどのように受け止められるのか大田原愚豚舎一同、緊張とともにとても楽しみにしております。

 

『プールサイドマン』は国内では9月30日より、東京の新宿武蔵野館にて公開がスタート致します。

 

皆様、『プールサイドマン』の日本公開までいましばらくおまちください


【カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 レポート4】

第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でも大きな反響を呼んだ『プールサイドマン』は、今後、カザフスタンで開催されるユーラシア国際映画祭、フィリピンで開催されるCinemalayaなどへの映画祭へ出品されます。

そして9月30日より東京・新宿武蔵野館にていよいよ日本公開となります。

まもなくですね!!

皆様、どうぞお楽しみに!!


【カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 レポート3】

 

第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のクロージングは、7月8日の18:00より盛大に行われました。

『プールサイドマン』は今回、Another view部門への出品ですので、コンペ対象作品とは違い賞に絡むことはありませんが、受賞式では多くの感動的な場面が繰り広げられました。

 

クロージングセレモニーが終わったあと、大田原愚豚舎の渡辺兄弟は「本当に素晴らしい映画祭だった。こんな映画祭に参加できて本当に幸せだ。もっと成長した姿でこの映画祭に戻って来たい」と、力強く言っていました。

 

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に参加したことで、渡辺兄弟のやる気に再び炎が灯ったようです。

 

皆様、大田原愚豚舎の今後にもぜひご期待ください。


【カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 レポート2】

 

第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭にて『プールサイドマン』4回目(渡辺監督たちが到着してから2日目)の最終上映も、上映前から長蛇の列が出来、約300名収容できる会場はあっというまに大入り満員となりました。

 

この上映では、一部途中退席者も出るなど、一度目の上映と比べ少しピリッとした雰囲気の上映となりました。

 

Q&Aでは、上映されるごとに各地で賛否を呼んでいる渡辺作品の手法や内容に関する質問の他、日本社会や日本人についての質問が監督の渡辺紘文に飛び、渡辺監督は質問に対し熱心に答えていました。

 

カルロヴィ・ヴァリでの最終上映も、『プールサイドマン』は多くの反響を呼んだようです。


【カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 レポート1】

6月30日から7月8日までチェコで開催された第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭。

大田原愚豚舎からは監督の渡辺紘文、音楽監督の渡辺雄司、撮影監督のバン・ウヒョンが映画祭に参加致しました。

『プールサイドマン』は上映前から映画館の前に行列ができ、カルロヴィ・ヴァリの方々は本当にあたたかい拍手で大田原愚豚舎の3人を迎えてくださいました。

このような歴史ある素晴らしい映画祭で、素晴らしいお客様たちに我々の映画をみていただけることを思い、大田原愚豚舎一同、本当に心から感激しました。

上映後は客席から多くの質問が飛び交い、時に熱く、時に和やかにQ&Aは進行しました。

『プールサイドマン』の第一回目の上映は大盛況のうちに終了いたしました。

http://www.kviff.com/cs/novinky/2200-uvod-k-filmu-plavcik


NEW!! 2017.6.24

6月30日より開催される第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭。

大田原愚豚舎からは、監督の渡辺紘文と音楽監督の渡辺雄司そしてキャメラマンのバン・ウヒョンが現地へ行きます。

『プールサイドマン』が出品されるのは【アナザー・ビュー部門】(Another View)です。

素晴らしいラインナップです。

 

『プールサイドマン』の公式上映は4回行われる予定です。詳細は映画祭公式サイトにてご確認下さい。

http://www.kviff.com/en/programme/film/4822558-poolsideman/

 

【アナザー・ビュー部門】(Another View)

 先行する映画祭で上映された、新鋭監督の作品や意欲作を上映する部門。全20作品。

 

・“The Nothing Factory(A fábrica de nada)”(ポルトガル) 監督:Pedro Pinho

・“Jeannette, the Childhood of Joan of Arc(Jeannette, l’enfance de Jeanne d’Arc)”(仏) 監督:ブリュノ・デュモン

・“Quality Time”(オランダ・ノルウェイ) 監督:Daan Bakker

・“Austerlitz”(独) 監督:セルゲイ・ロズニタ(Sergei Loznitsa)

・“Axolotl Overkill”(独) 監督:Helene Hegemann

・“The Misandrists”(独) 監督:ブルース・ラ・ブルース

・“Requiem for Mrs. J.(Rekvijem za gospođu J.)”(セルビア・ブルガリア・マケドニア・ロシア・仏) 監督:Bojan Vuletić

・“Stockholm My Love”(スウェーデン・英) 監督:Mark Cousins

・“Menashe”(米・イスラエル) 監督:Joshua Z Weinstein

・“City of the Sun(Mzis qalaqi)”(ジョージア・米・カタール・オランダ) 監督:Rati Oneli

・“Centaur”(キルギスタン・仏・独・オランダ・日) 監督:アクタン・アリム・クバト(Aktan Arym Kubat)

・“White Sun(Seto Surya)”(ネパール・米・カタール・オランダ) 監督:Deepak Rauniyar

・『プールサイドマン』“POOLSIDEMAN(Pûrusaido man)”(日) 監督:渡辺紘文

・“Freak Show”(米) 監督:Trudie Styler

・“April’s Daughter(Las hijas de Abril)”(メキシコ) 監督:ミシェル・フランコ(Michel Franco)

・“The Family(La familia)”(ベネズエラ・チリ・ノルウェイ) 監督:Gustavo Rondón Córdova

・“Araby(Arábia)”(ブラジル) 監督:Affonso Uchôa、João Dumans

・“Los Perros”(仏・チリ) 監督:Marcela Said

・“Kingdoms(Reinos)”(チリ) 監督:Pelayo Lira

・“The Last of Us(Akher Wahed Fina)”(チュニジア・カタール・UAE・レバノン) 監督:Ala Eddine Slim


NEW!! 2017.6.18

【『プールサイドマン』第 52 回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭正式出品&日本公開決定!!】

 

お知らせです。

 

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』が第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のAnother view部門に正式出品されることが、同映画祭より正式に発表されました!!

http://cinefil.tokyo/_ct/17089042

 

そして今秋、9月30日より新宿武蔵野館にて『プールサイドマン』が2週間レイトショー公開されることが決定致しました!!

 

昨年の東京国際映画祭より、約1年を経ての公開となりますが、日本の皆様に漸く『プールサイドマン』を観て頂けることを大田原愚豚舎一同、心より幸せに思っております。

 

『プールサイドマン』は日本公開に向けて今後もう暫く海外映画祭を周ることになりそうです。

 

日本の皆様、ぜひ9月の『プールサイドマン』の公開を楽しみにお待ちいただければ幸いです!!

 

それでは皆様にお会いする日を楽しみにしております!!

 

大田原愚豚舎一同

 

■東京国際映画祭最高賞受賞作品・渡辺兄弟最新作『プールサイドマン』

   第 52 回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭正式出品&日本公開決定!!

 

第 29 回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門において最高賞である“作品賞”を受賞した、渡辺紘文監督作品『プールサイドマン』が、 6月 30日よりチェコのカルロヴィ・ヴァリで開催される東欧最大の国際映画祭 第 52 回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に正式出品されることが 16日、同映画祭より正式に発表されました。

 

また、国内では今秋 9月 30日より、新宿武蔵野館での 2 週間限定レイトショー、他全国順次公開が決定しております。

『プールサイドマン』は栃木県大田原市出身の映画監督・渡辺紘文と映画音楽家・渡辺雄司兄弟が主宰する映画製作団体“大田原愚豚舎”による、『そして泥船はゆく』『七日』に続く同団体の第三回製作作品。

 

北関東郊外の静かな町を舞台に、プール監視員として働く孤独な男が起こした“ある衝撃的な事件”を描いた異色の人間ドラマで、昨年の東京国際映画祭での受賞に続き、今年の5 月にドイツで開催されたニッポンコネクションにおいても、グランプリに当たるニッポン・ヴィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017 を受賞するなど、国内外の映画関係者や映画ファンから高い評価を獲得しています。

 

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のアーティスティック・ディレクターのカレル・オフ氏は、今回の出品について 「『 プールサイドマン』の監督渡辺紘文は、いま日本で最もエキサイティングな若き映画の創り手である」と言葉を寄せています。

今回『プールサイドマン』が出品されるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭は、 1946 年に設立された世界的にも歴史のある映画祭であり、ヨーロッパでも最も重要な映画祭のひとつ。

 

国際的にも注目度の高い同映画祭において『プールサイドマン』がどのような反響を呼ぶのかが期待されています。

『プールサイドマン』は、今後も海外映画祭での上映が続々と決定しており、満を持して決定した今秋の国内公開への期待が高まっています。

 

■第 52 回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭公式サイト:

http://www.kviff.com/en/programme/film/4822558-poolsideman/

 

【プールサイドマン】

世界の狂気や悪意とは隔絶されたような北関東郊外の小さな町。水原勇介は屋内温水プールで監視員として働いている。家族も友人も恋人もいない水原の生活は、単調に繰り返される日々が続く孤独なものだ。

ある日、水原は流行り病で欠員が出た隣町のプールへ、嫌われ者の同僚・白崎浩二と共に応援として出勤することになるのだが…。

東京国際映画祭をはじめ国内外の映画祭に出品され反響を呼んだ『そして泥船はゆく』『七日』の渡辺紘文・雄司兄弟による最新作。主演はこの作品が映画初出演となる今村樂。

独自の世界観と表現方法で挑戦的な映画を創造し続ける渡辺兄弟が、現代日本社会の歪みをあぶり出し、不可解な現代日本人像を追究する衝撃作。

 

【スタッフ】

製作 / 脚本 / 編集 / 監督 : 渡辺紘文

製作 / 音楽監督 : 渡辺雄司

撮影監督 : 方又玹

 

【キャスト】

今村樂 / 渡辺紘文 / 戸田古道 / 鈴木仁 / 武田美奈 / かりん / 中山真由美 / 中川文子 / 蜂巣友紀子 / 黒崎宇則 / 平山ミサオ

 

【映画制作集団 大田原愚豚舎について】

映画制作集団 大田原愚豚舎は、 2013 年、映画監督の渡辺紘文と映画音楽家 渡辺雄司兄弟によって旗揚げされた映画制作団体。

渡辺兄弟の故郷、栃木県大田原市を拠点に独自の映画創作活動を展開し、旗揚げ以来、精力的に作品を製作・発表・上映し続けている。

渡辺兄弟が製作した長編映画『そして泥船はゆく( 2013 )』 『七日( 2015 )』 『プールサイドマン( 2016 )』 は、三作連続で東京国際映画祭への正式出品を果たし、最新作『プールサイドマン』では東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門の最高賞である作品賞を受賞。さらに世界最大の日本映画際ニッポンコネクションにおいて、ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞 NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017 を受賞するなど、その作品は国内外で高い評価を受けている。

団体名の“大田原愚豚舎”は日本映画界の巨匠 今村昌平監督の長男 天願大介氏が命名した。


NEW!!2017.5.31

 

【下野新聞朝刊に『プールサイドマン』の記事が掲載されました。】

 

本日の下野新聞朝刊に『プールサイドマン』のニッポンコネクションでの受賞の記事が掲載されております。

栃木県内にお住みの方は是非お手にとって見てみてください。

また、ネットからも見ることもできますので、是非ご覧ください。

 

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20170531/2706651

 

下野新聞様、ありがとうございました!!

 

以下、転載。

 

【独の日本映画祭で最高賞 大田原市在住の渡辺監督】

  

【大田原】

 

市内在住の映画監督渡辺紘文(わたなべひろぶみ)さん(34)の作品「プールサイドマン」が、23~28日にドイツ・フランクフルトで開催された世界最大の日本映画祭「ニッポン・コネクション」で部門グランプリに当たる「ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞」を受賞した。

同映画祭は民間主体で運営され、映画のほか生け花や日本食の紹介など日本文化も紹介。

前回は約1万6千人が来場したという。

17回目を迎えた今回は「シン・ゴジラ」などメジャー作品から自主制作まで幅広い日本映画の近作100作品以上が6部門で上映され、各賞が決まった。

「プールサイドマン」はテロをテーマに現代日本人が抱える不安感を投影した社会派作品で、ほぼ全編を市内で撮影した自主制作映画。音楽監督は弟の渡辺雄司(ゆうじ)さん(32)。昨年の東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門グランプリの「作品賞」に輝いた。

今回、ニッポン・コネクションに招待出品され、日本国内外の映画関係者によって審査され同賞に選ばれた。

渡辺監督は「寝耳に水で驚いた。本当に小さな製作体制でつくったこの映画が受賞できたことで、日本映画の新しい可能性を少しでも示せたのではないか」と喜んでいる。

 

(樺沢修)


NEW!!2017.5.30

【映画ナタリーにニッポンコネクションの記事が掲載!!】

 

映画サイト“映画ナタリー”にニッポンコネクションの受賞結果の記事が掲載されました。

「プールサイドマン」についても触れられております。

“映画ナタリー”さまありがとうございます。

http://natalie.mu/eiga/news/234641

 

以下、転載。

 

【独ニッポン・コネクション、名誉賞に輝いた役所広司が登壇】

 

現地時間5月23日から28日までドイツ・フランクフルトにて開催された第17回ニッポン・コネクションの受賞結果が発表された。

 

ニッポン・コネクションは、邦画を対象とした映画祭。

 

観客が選ぶニッポン・シネマ賞には西川美和の「永い言い訳」が輝き、ニッポン・ヴィジョンズ部門の観客賞には生まれつき耳の聞こえない監督の今村彩子が自転車で日本縦断するドキュメンタリー「Start Line」が選出された。

 

山下敦弘ら審査員が同部門審査員賞に選んだのは、テロリズムと日本人をテーマに渡辺紘文が監督した「プールサイドマン」。そして同部門審査員のスペシャル・メンションは、春本雄二郎監督のヒューマンドラマ「かぞくへ」が受賞した。

 

またセレモニーには、ニッポン名誉賞を受賞し、主演作「日本のいちばん長い日」が上映された役所広司が参加。日本映画に貢献する映画祭主催者へ感謝を述べた。

 

なお第18回ニッポン・コネクションが、現地時間2018年5月29日から6月3日に開催されることも決定している。


NEW!!2017.5.30

【『プールサイドマン』がニッポンコネクションにて

 ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞   NIPPON VISIONS JURY AWARD 2017を受賞致しました!!】

 

ドイツから速報です!!

 

なんと大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』がニッポンコネクションでNIPPON VISIONS JURY AWARD 2017(ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞)を受賞致しました!!

 

 

私たちは今回現地へ行くことが叶わなかったため、今回の『プールサイドマン』の受賞は、まったく寝耳に水の話でとても驚いているのですが、日頃より応援してくださる皆様、映画祭にご来場くださいました皆様、ニッポンコネクションのスタッフおよび関係者の皆様、審査員の皆様に心より感謝申し上げます!!

 

そして、今回現地へ行けなかった私たちのために、映画上映前に「プールサイドマン」についてお話をしてくださいました、山内ケンジ監督、海外展開を協力くださっている植山さんにも御礼申し上げます!!

 

これからも大田原愚豚舎は奢ることなく日々努力を重ね映画作りに邁進してゆきます!!

 

本当にありがとうございました!!

 

Vielen Dank!!


NEW!!2017.5.31

【プールサイドマン、ニッポンコネクションでの上映終了!!】

 

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』、ニッポンコネクションでの上映終了いたしました!!

 

22:30からの上映にも関わらず満員御礼!!

 

ご来場いただきました皆様、そして上映前に『プールサイドマン』についてお話してくださいました山内ケンジ監督、『プールサイドマン』海外展開にご協力くださっている植山さん、そしてニッポンコネクションスタッフの皆様に心より感謝申し上げます!!

 

本当にありがとうございました!!

 

Vielen Dank!!


NEW!!2017.5.26

【ニッポンコネクション『プールサイドマン』上映前に山内ケンジ監督がご登壇くださることになりました!!】

お知らせです。

 

本日5月26日(金)『プールサイドマン』がドイツのフランクフルトで開催中のニッポンコネクションで現地時間22:30より上映されます。

 

私たちは残念ながら今回は現地に行けないのですが、なんと映画上映前に『At the terrace テラスにて』をニッポンコネクションに出品されている山内ケンジ監督が『プールサイドマン』についてお話をしてくれることになりました。

 

そのことに関しましては大田原愚豚舎一同、山内監督に言葉も無いほど感謝の気持ちでいっぱいです。

 

山内監督には3年前の東京国際映画祭でお会いして以来ずっとお世話になりっぱなしで、何も恩を返せていないのですが、本当にありがとうございます。

 

また海外担当をお手伝いしてくださっている植山さん、ニッポンコネクションの皆様にも心より感謝申し上げます。

 

『プールサイドマン』はぜひ多くの皆様に観ていただきたい映画ですし、観ていただくに価する映画だと思います。

 

上映は1日のみとなりますが、みなさまぜひご覧くださいませ!!


NEW!!2017.5.25

【5月26日、ニッポンコネクションで『プールサイドマン』が上映されます。】

 

ドイツのフランクフルトにて、世界最大の日本映画祭第17回ニッポンコネクションが開幕しました。

『プールサイドマン』は明日、現地時間26日(金)、22:30より、Naxoshalle Kinoにて上映されます。

大田原愚豚舎のメンバーは映画祭に参加できませんが、ドイツ フランクフルトの皆様にはぜひ映画を楽しんでほしいです。

どうぞ宜しくお願いいたします。

Tomorrow,POOLSIDEMAN will be screened at the Nippon Connection!!

Friday, May 26, 22:30 Naxoshalle Kino (117 min)

 

■POOLSIDEMAN

■Friday, May 26, 22:30 Naxoshalle Kino

■Japan 2016, Blu-ray, 117 min, Japanese with English subtitles

■Director & script: Hirobumi WATANABE

■Production: Foolish Piggie Films

■Camera: Woohyun BANG

■Music:Yuji Watanabe

■World sales: Article Films

■Cast: Gaku IMAMURA, Hirobumi WATANABE, Misao HIRAYAMA, Takanori KUROSAKI, Kodo TODA

■German premiere

■Competition Nippon Visions Jury Award and Nippon Visions Audience Award

 

【STORY】

Mizuhara works as a lifeguard at a local swimming pool. Leading a lonely and monotonic life, no one is aware of what lurks beneath his cool surface. POOLSIDEMAN, winner of the “Japanese Cinema Splash Award” at the 2016 Tokyo International Film Festival, creates a tense atmosphere with long takes and monochrome images while developing a psychogram of its inscrutable protagonist.

 

【Director’s Bio】

Hirobumi WATANABE was born in Tochigi Prefecture in 1982. After graduating from the Japan Institute of the Moving Image, he founded his own production company with his brother, film composer Yuji. Since directing his first feature film, AND THE MUD SHIP SAILS AWAY, he is a regular at the Tokyo International Film Festival.

Filmography

2013 And the Mud Ship Sails Away (Soshite dorobune wa yuku / NC ’14); 2015 7 Days (Nanoka) 


NEW!! 2017.5.15

【『プールサイドマン』映画祭出品のお知らせ】

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』が、5月23日よりドイツのフランクフルトで開催される世界最大の日本映画祭第17回ニッポンコネクションに出品されます。

http://www.nipponconnection.com/nc-2017-japanese.html

 

『プールサイドマン』が出品されるのはNIPPON VISIONSという部門で、現地時間5月26日(金)の22:30より、Naxoshalle Kinoにて上映となります。

映画のご観賞をお考えの皆様におかれましては、ぜひこの機会に『プールサイドマン』をご観賞いただけましたら幸いです。

 

詳細は映画祭公式サイトにてご確認ください。

http://www.nipponconnection.com/program-detail/poolsideman-en.html

 

 

POOLSIDEMAN

 

Friday, May 26, 22:30 Naxoshalle Kino

 

Japan 2016, Blu-ray, 117 min, Japanese with English subtitles

 

Director & script: Hirobumi WATANABE

 

Production: Foolish Piggie Films

 

Camera: Woohyun BANG

 

Music:Yuji Watanabe

 

World sales: Article Films

 

Cast: Gaku IMAMURA, Hirobumi WATANABE, Misao HIRAYAMA, Takanori KUROSAKI, Kodo TODA

 

German premiere

 

Competition Nippon Visions Jury Award and Nippon Visions Audience Award

 

 

STORY

 

Mizuhara  works as a lifeguard at a local swimming pool. Leading a lonely and monotonic life, no one is aware of what lurks beneath his cool surface. POOLSIDEMAN, winner of the “Japanese Cinema Splash Award” at the 2016 Tokyo International Film Festival, creates a tense atmosphere with long takes and monochrome images while developing a psychogram of its inscrutable protagonist.

 

Director’s Bio

 

Hirobumi WATANABE was born in Tochigi Prefecture in 1982. After graduating from the Japan Institute of the Moving Image, he founded his own production company with his brother, film composer Yuji. Since directing his first feature film, AND THE MUD SHIP SAILS AWAY, he is a regular at the Tokyo International Film Festival.

Filmography

2013 And the Mud Ship Sails Away (Soshite dorobune wa yuku / NC ’14); 2015 7 Days (Nanoka)


NEW!!2017.3.29

【『プールサイドマン』がアイルランドの映画祭で上映されます!!】

 

4月1日よりアイルランドで開催される“JAPANESE FILM FESTIVAL 17”に、

大田原愚豚舎第三回作品『プールサイドマン』が出品されます。http://www.jff.ie/

 

『プールサイドマン』は現地時間4月8日の15:30より、

Light House Cinema, Market Square, Smithfield, Dublin 7での上映となります。

詳細は映画祭公式サイトにてご確認下さい。

http://www.jff.ie/films/movie-info.html?movieID=2477

 

先月、フィンランドのヘルシンキで開催されたHelsinki cine aasiaに続き、『プールサイドマン』は2カ国目の海外映画祭参加となります。

 

果たしてアイルランドの方々に『プールサイドマン』はどのように受け止められるのでしょうか。

 

続報をお待ち下さい。

  

JFF: Poolsideman

https://lighthousecinema.ie//showing/showing-31036

 

Director: Hirobumi Watanabe

Starring: Gaku Imamura, Hirobumi Watanabe, Misao Hirayama, Takanori Kurosaki

Release Date: Sat 29 Oct 2016

 

SYNOPSIS

 

JAPANESE FILM FESTIVAL 2017

 

Yusuke lives a lonely life in a suburb north of Tokyo. He eats breakfast, he drives to work at the local pool, he watches the TV news and listens to the radio. All the while, he barely says a word. Even when he is forced to drive his chatty co-worker Koji to a neighbouring pool, Yusuke just sits in total silence. Beneath this calm but cold exterior, however, there is something dark brewing within Yusuke. As he sits listening to news of atrocities from around the world, there is an anger brewing up inside this young, lonely man.

 

With Poolsideman, Hirobumi Watanabe - working in close collaboration with his brother Yuji - has created a probing, provocative study of modern alienation. Shot in evocative black & white, the film’s long takes cut right through Yusuke’s repetitive existence to explore a very damaged individual. It goes deeper too, examining the potential consequences of relentless news coverage and social isolation. Aided by a pair of committed performances from Gaku Imamura and Hirobumi Watanabe himself, the fascinating Poolsideman is quite unlike anything else in modern Japanese cinema.

 

HIROBUMI WATANABE (born 1982) is a graduate of the Japan Institute of the Moving Image. In 2013 he co-founded the production group Foolish Piggies Films with his brother Yuji. Their debut film And The Mud Ship Sails Away (13) was followed the silent film 7 Days (15). Poolsideman is the third feature from the Watanabe Brothers. 


NEW!! 2017.3.25

【新たに『七日』に届いた皆様からのお言葉。】

 

先日、vandalism渋谷で『七日』をみてくださった方が、早くも感想などをかいてくださっていますのでご紹介させて頂きます。

 

皆様、素晴らしいご意見、ご批評、本当にありがとうございます。

 

【皆様から新たに届いた『七日』の感想】

 

渋谷の秘密基地みたいな素敵なBARで痺れる映画を観ましたよっと🎬

大田原愚豚舎第2回作品『七日』。

一昨年のTIFF以来でしたが、新たな発見もいっぱいで素晴らしかったなぁ〜✨✨

イタリアのニューレアリズムを観てる気になったり、実はあの唄お婆ちゃんが歌ってるんじゃないの?と妄想したり…

第3回作品『プールサイドマン』と併せてもっともっと沢山の人に観て欲しい❣️

 

VANDRISM渋谷で「七日」を鑑賞してきました。

頭の中であの力強い音楽と、シーンがチカチカと絵のように焼きついています。

静かに過ぎていく時間が、この親子が喋っている時はどんな感じなんだろうと、気になりました。

七日に出てくる人物はきっと何年もこの毎日を過ごしていろのだろうけど、この当たり前のルーティーンを体に溶け込ませるまでに前々からこの生活をしていたのかなぁ。

 

渡辺紘文監督『七日』鑑賞。

かなりストイックな作品。平凡な日常を、執拗に繰り返し描く狂気。ごくごく当たり前に過ぎ去っていく日々に、恐ろしさすら感じる。『プールサイドマン』再見したいな。都内で大田原愚豚舎作品の特集上映をやってほしいな。

 

『七日』途中退席者続出とか賛否両論も納得の映画だけど自分は嫌いじゃなかった。

煙草を吸いながら観られる空間で観たのもよかったのかも。

映画館でみたらまた印象が変わると思う。

 

昨日渋谷のVANDALISMで渡辺紘文監督の「七日」を鑑賞。‬

‪これは音を楽しむ映画だな。‬

‪上映終了後の渡辺監督と宇賀那健一監督とのトークでも触れていたが、いろんな裏メッセージも詰まっていて深いです。‬

TIFFで途中退席した方たちにはそれがわからないのだろうな。

 

面白かったです。タイトルの出方でちょっと笑ってしまったりして。

ドイツの歌もアイヌの歌もいまでも耳に残っています。

またもう一度観たいです。

 

渡辺監督へ

vandalism渋谷で『七日』を観賞させていただきました。

見逃してからずっと観たいと思っていたのですが、やっと観ることができました。

そして期待通りに、いや期待以上に、これこそが映画だと思わせる素晴らしい作品でした。

モノクロで描かれた北関東の田園風景、風の音や牛の鳴き声などの自然音、そして雄司さんの音楽が今もリフレインするように頭に焼きついていて、今もその衝撃を日常に引きずっています。

この映画が劇場未公開だなんて本当に勿体無いですね。

公開された際にはもう一度必ず観に行きます。

素晴らしい映画をありがとうございました。

 

映像も音楽も素晴らしく、面白かったです。

鳥のさえずりやカラスの鳴き声、鶏のコケコッコーもとても印象的でキャストが少なくても密度の濃い、というかそれぞれのシーンが美しく心地よかったです。渡辺監督のお腹も素敵でした。

次回作も楽しみにしています!!

 

渡辺紘文監督作品『七日』をみた。

アフタートークで監督たちも言っていたが、確かに新藤兼人の『裸の島』やタルベーラ『ニーチェの馬』を想起させる。

しかしそこに寓話性は無い。

映画全体を支配するのは北関東で祖母と暮らす牛飼いの男の日常生活を徹底して描くリアリズムだ。

執拗な繰り返しと長回しの演出によって確かに観る人によっては退屈に感じる映画なのかもしれないが、私には逆に日常生活の節々にある張り詰めたような緊張感が感じられ、みているあいだじゅう退屈する暇などなかった。

劇場公開はいまだに未定だという。どうにかならないものか。

 

「七日」

渡辺 紘文監督作品。大田原愚豚舎制作。

VANDALISM渋谷2周年フェスティバルで1日だけの上映があったのを観ました。

渡辺監督は、昨年、東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した方です。

一作目の「そして泥船はゆく」二作目の「七日」も映画祭で上映され、そして三作目の「プールサイドマン」で並みいるノミネートの中グランプリをとりました。素晴らしいことです。

しかし、「七日」は残念ながら未だに劇場公開されてないそうで。今回はVANDALISMのオーナーで映画監督の宇賀那健一監督が、フェスの目玉に観たい映画の上映会を企画された、その中の1本でした。

今月は宇賀那監督の「黒い暴動」に出会い、それでこの上映会を知りました。渡辺監督とは以前にお会いしていて、でも作品を観る機会がなく残念に思っていたので、今回の上映会はまたとない機会でした。

「七日」検索してみてください。監督ご本人もFBやアメブロに書いてます。映画祭では賛否両論、途中退出者も多かったとか。

そのまえぶれと、モノクロだということ、台詞がない、監督ご自身が出演したと、そのぐらいの情報で今回観ました。

そして110分、台詞はなくても映像と音楽と自然の中の音で十分あきません。モノクロ、あの稲刈りの終わった後の冬に向かう田んぼの風景やまっすぐな一本道、牛小屋などモノクロが似合ってます。淡々と、ただ淡々と。飽きないで見られる人ばかりじゃないとも思いますが、私はしっかり観ることが出来ました。

おばあちゃんとの食事のシーンがあります。100歳に近い監督の実の祖母様だそうですが、その茶の間が特に印象深く残ります。あのゴミ箱あの柄、昔うちにもあったよ、祖母が生きてる頃は。こたつの脇の三ツ矢サイダー、農家の年寄りが好きなの知ってますか?監督は知ってたのかな〜。サイダーって古くからあって、きっとお年寄り世代の思い出の味なのかな〜。あと扇風機、秋も深まってるのに、田舎は出しっぱなしなのよね〜。ストーブが出てきても一緒に並んでたりね。

でももうちょっと欲を言えば、あのおばあちゃんの思い出をもう少し画面に映して欲しかったなぁ。一世紀近く生きてきた人の足跡というか何というか。せっかく100歳近い人が出演してるんですもの、ってそんなこと思いながら観てました。

あと、音楽、良かったです。監督の実弟、渡辺雄司音楽監督のオリジナルだそうですが、この作品、音楽の力、ものすごく大きいです。なんかお腹の底から響いてきてる感じで、私、気に入りました。渡辺音楽監督にお会いしたら、音楽を入れたタイミングはどう決めたのか、そこを聞いてみたいです。

次は「プールサイドマン」劇場公開を楽しみにしてますよ。


2017.3.25

『七日』VANDALISM渋谷での上映が終了致しました。】

 

大田原愚豚舎第2回作品『七日』

VANDALISM渋谷での上映終了いたしました。

平日にも関わらず、想像を遥かに超えるたくさんの方に映画をみて頂き本当に感激でした。

2015年の第28回東京国際映画祭での上映以来、『七日』はなんと東京では1年半ぶりの上映でした。

ご来場下さいました皆様、VANDALISM渋谷スタッフの皆様、そして宇賀那健一監督に心より感謝申し上げます。

今後、『七日』の上映予定は未定ですがまた上映機会がありましたらどうぞ宜しくお願いいたします。

それではまたお会いしましょう。


2017.3.20

【22日、『七日』が渋谷で上映されます。】

 

3月22日(水)、VANDALISM渋谷で開催されるVANDALISMフェスで大田原愚豚舎作品『七日』が上映されます。

 

『七日』は2015年に製作された大田原愚豚舎の第二回作品であり、第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門正式出品作品です。

 

開場は15:25より本編110分。

都内ではとても貴重な上映機会となります。

ご興味のある方はぜひご来場いただきご観賞いただけましたら幸いです。

 

それでは22日、渋谷でお待ちしております。

 

【作品解説】

北関東郊外の農村。

時代から置き去られたような牛舎で日々黙然と働く男は、年老いた祖母とふたりで暮らしている。

目覚め、働き、食べ、眠る。

太陽が輝き、雨が降り、風が吹き荒れる。

自然の中で繰り返されるふたりの生活が、台詞を一切排した白黒映像で静謐に、時に執拗に描写される。

『そして泥船はゆく』に続き製作された、大田原愚豚舎の第2回製作作品である『七日』は2015年に開催された第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品され、途中退席者が続出するなど議論を呼んだ問題作であり劇場未公開作品。

この作品を発表した翌年、大田原愚豚舎は『七日』で用いた手法を踏襲した最新作『プールサイドマン』で、東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門の最高賞である“作品賞”を受賞している。

 

【スタッフ 】

製作/脚本/編集/監督 : 渡辺紘文

製作/音楽監督 : 渡辺雄司

撮影監督 : 方又玹

制作 : 渡辺秀樹 渡辺あけみ

タイトルデザイン : 方在基

特別協力 : 金信德 高久克寿

 

【キャスト】

 男…渡辺紘文

おばあちゃん…平山ミサオ


 2017.3.14

【『プールサイドマン』がフィンランドで上映!!】

 

2017年3月16日から19日、フィンランドのヘルシンキで開催されるHelsinki Cine Aasia(第5回ヘルシンキシネアジア映画祭)に『プールサイドマン』が出品されます。

Helsinki Cine Aasiaは大田原愚豚舎作品『そして泥船はゆく』がはじめて海外上映された、大田原愚豚舎にとっても大変思い出深く特別な映画祭です。

 

今回、再び私たちの映画がフィンランドで上映できることを大変光栄に思います。

Helsinki Cine Aasiaのスタッフの皆様に心より感謝致します。

 

『プールサイドマン』は、映画祭オープニングの16日、Helsinki Cine Aasiaの5周年のサプライズ上映という形で、16日の午後8:30より、Korjaamo Kinoにての上映となります。(詳しくは公式サイトをご確認ください)

http://helsinkicineaasia.fi/en/ohjelmisto/poolsideman/

 

Tarkkaavaisimmat teistä ovat saattaneet huomata nettisivuillamme esittelyn elokuvasta POOLSIDEMAN, jota ei katalogista löydy. Kyseessä onkin Helsinki Cine Aasian juhlavuoden yllätys kaikille teille! Humoristinen POOLSIDEMAN on vuonna 2014 festarillamme vierailleiden Watanaben veljesten tuorein työ. Se voitti Tokion elokuvafestivaalin japanilaisten indie-elokuvien Japanese Splash –sarjan. POOLSIDEMAN nähdään festivaalin avajaispäivänä torstaina 16.3. Korjaamo Kinossa. Katso tarkemmat tiedot alta.

 

Some of you may have noticed that on our website there is a description of the film POOLSIDEMAN which is not in the festival catalogue. That would be because POOLSIDEMAN is our anniversary surprise to you all! POOLSIDEMAN is the latest film by the Watanabe brothers who visited Helsinki Cine Aasia in 2014. The film won the Japanese Splash category for best domestic indie films at the Tokyo International Film Festival in 2016. It will be screened on Thursday 16th March at Korjaamo Kino. See more below.


2017.3.14

 【大田原愚豚舎が毎日新聞にて5日間に渡り特集!!】

 

本日3月14日(火)、毎日新聞朝刊栃木面に大田原愚豚舎の記事が掲載されています。

 

今回の記事は私たち大田原愚豚舎のこれまでの映画製作の軌跡を追ったもので、今年に入り毎日新聞の記者様に何度も丁寧な取材をしていただいていたのですが、今回の大田原愚豚舎の記事は5日間連続で毎日新聞に連載される特集記事となります。

http://mainichi.jp/ch170359841i/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0

 

栃木県の皆様、明日からも続く毎日新聞様記事、ぜひ新聞を手にとってご覧ください。


2017.3.1

 

【VANDALISM2周年フェスで『七日』が上映されます】

 

3月21日(火)22日(水)、東京渋谷で開催されるVANDALISM2周年フェスで、第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品・大田原愚豚舎第二回作品『七日(2015)』が上映されます。

http://www.jiji.com/jc/article?k=000000046.000013488&g=prt

 

渡辺紘文・雄司兄弟が2015年に製作した映画『七日』は、北関東郊外の農村で祖母と二人だけの生活を送る牛飼いの男の七日間の生活を、全編白黒、セリフ無しで描いた異色の人間ドラマです。

 

上映は3月22日(水)15:45より。本編110分。当日は監督 渡辺紘文によるトークも予定されております。

 

貴重な上映機会となりますので、皆様、この機会にぜひご観賞くださいますよう宜しくお願いいたします。

 

 

■予約サイト:

https://reserva.be/vandalism/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=3eeJwzMjayMAUAAwYBBQ

 

■『七日』公式サイト:

https://7days-foolishpiggiesfilms.jimdo.com/


2017.1.1

 

謹賀新年 HAPPY NEW YEAR 2017

 

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は映画『プールサイドマン』ならびに大田原愚豚舎をあたたかく応援くださり、誠にありがとうございました。

2017年、大田原愚豚舎は『プールサイドマン』の公開、そして新たな映画づくりに向かってより精力的に邁進してゆく所存です。

この新しい年が皆様にとって幸多きものになりますよう心からお祈り申しあげております。

本年もどうぞお願いいたします。

 

2017 元旦 映画制作集団 大田原愚豚舎